台湾が軍事力強化へ 1兆円の特別予算可決[2021/11/23 23:52]
台湾当局は、軍事力を増強するため上限をおよそ1兆円とする特別予算を組むことを決めました。
台湾の国会にあたる立法院は23日、武器の購入に関する特別条例を可決しました。
予算の上限は2400億台湾元、日本円でおよそ1兆円に上ります。
地元メディアによりますと、ミサイルや軍艦に搭載する武器などを台湾独自で開発するための費用に充てるということです。
中国が軍事的圧力を強めるなか、海軍と空軍を強化し2026年をめどに台湾各地に地対艦ミサイルを配備するとしています。
この特別予算に関して台湾の国防部は、「自己防衛の決心を示したものだ」としています。