規制緩和の韓国で…新規感染者が初の4000人超え[2021/11/24 11:57]

 今月から、新型コロナと経済の両立を目指す「ウィズコロナ」政策に踏み切った韓国で、感染拡大が止まらず、一日あたりの新規感染者が初めて4000人を超えました。

 24日発表の韓国の新規感染者は4116人、重症者は586人と、過去最多を更新しました。

 重症者急増の背景には、ワクチン接種を終え半年以上が経った高齢者などの「ブレイクスルー感染」が指摘されていて、すでに首都圏では搬送先を見つけるのが困難になっています。

 政府与党は来年3月の大統領選挙を控え、「ウィズコロナ」政策を推し進めるために追加接種の前倒しを決めましたが、一度緩めた規制を元に戻すのは困難なため、今後も感染拡大が続く見込みです。

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