米政府の企業制裁リストに中国「強烈に抗議」と反発[2021/11/25 20:29]

 アメリカの技術を中国軍の近代化に利用したとしてアメリカ政府が中国企業を事実上の禁輸リストに追加したことについて、中国政府は「強烈に抗議する」と反発しました。

 アメリカ商務省は24日、暗号の開発などにアメリカの新興技術を使って「中国の人民解放軍の近代化を支援している」などとして、中国のテック企業8社を制裁リストに追加しました。

 これに対し、中国商務省は25日の会見で「根拠が乏しく手続きが不透明だ」と批判し、「強烈に抗議し、アメリカに対して厳正な申し入れを行う」としました。

 また、中国外務省も「アメリカは手段を選ばないほどヒステリックだ。必要な対抗措置を取る権利を留保する」と牽制(けんせい)しています。

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