「世界の模範」米国務長官が南アのコロナ対応称賛 [2021/11/28 15:14]

 アメリカのブリンケン国務長官は、新型コロナウイルスのオミクロン株が新たに確認された南アフリカのパンドール外相と会談し、迅速な情報の共有を「世界の模範」だと称賛しました。

 ブリンケン国務長官は27日、南アフリカのパンドール外相と電話会談を行いました。

 新たに確認されたオミクロン株について、ブリンケン長官は迅速に変異株だと確認し、情報を共有した南アフリカ政府と研究者を「世界の模範になるべきものだ」と称賛しました。

 オミクロン株が確認されたことを受けて、アメリカやヨーロッパを中心に南アフリカなどからの渡航を制限する措置を発表しています。

 アメリカ国内での感染はまだ確認されていませんが、バイデン政権で新型コロナ対策にあたるファウチ氏は27日、すでに旅行者の感染が確認されていることから、「最終的には世界中に感染が広がることになる」と警鐘を鳴らしています。

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