オミクロン株ワクチン効果低い可能性 モデルナCEO[2021/11/30 16:35]

 モデルナのCEO(最高経営責任者)がオミクロン株に対し、ワクチンは効きにくい可能性を示唆しました。

 モデルナ社CEOのバンセル氏はイギリスのフィナンシャル・タイムズの取材に対し、オミクロン株に対するモデルナワクチンの効果は従来の変異株よりもはるかに弱いという見通しを明らかにしました。

 データの分析には2週間かかるものの、オミクロン株はスパイクたんぱく質の変異数が多いため、科学者の反応は「良いものではない」ということです。

 バンセル氏はまた、オミクロン株に対応した新たなワクチンの製造には数カ月が必要だと語りました。

 来年夏までには大量製造も可能だということです。

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