中国の地方政府 記者ら危険度で色分けし監視強化か[2021/11/30 20:43]

 中国の地方政府が記者や外国人留学生を危険度ごとに色分けして監視を強化する新しいシステムを開発していると複数の海外メディアが報じました。

 ロイター通信などによりますと、河南省が導入を目指すシステムは街頭の監視カメラで撮影した人物の映像とすでにデータベースに保存されている個人情報を顔認証技術などで照合し、記者や留学生などの個人を割り出します。

 個人は当局が認定した「危険度」に応じて赤色、黄色、緑色に分けられ、赤色や黄色の人物がホテルにチェックインしたり列車などのチケットを購入したりした場合、瞬時に警告を発するということです。

 河南省政府は9月にこのシステムを構築するための入札を実施し、中国国内の業者が500万元、日本円で約9000万円で落札したと報じられています。

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