中国・内モンゴル自治区で感染拡大 検査義務付けも[2021/12/01 13:43]

 中国では、北部の内モンゴル自治区で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、警戒を強めています。

 ロシアやモンゴルと国境を接する内モンゴル自治区では、11月30日だけで93人の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。

 その多くが確認された満洲里では、全市民15万人に対し、この4日間で3回のPCR検査が義務付けられました。

 地元当局は、今回、検出されたウイルスの遺伝子配列が11月に中国の別の地域で確認されたものと異なるとして、海外から貨物を介して新たにウイルスが入ったとの見解を示しています。

 中国の疾病予防センターは、これまでのところ、中国本土ではオミクロン株への感染者は確認されていないとしています。

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