中米の島国・キューバが、オミクロン株に対応した新型コロナワクチンの開発を始めていることを明らかにしました。
フィンレイ研究所、ビセンテ・ベレス・ベンコモ所長:「先週、我々はソベルナ・プラスというオミクロンRBDたんぱく質を持つワクチンの開発を開始する決定を下しました。すでに開発は始まっており、そのたんぱく質を現在、製造中です」
キューバは、現在もアメリカから経済制裁を課されていることなどから、新型コロナワクチンの自国開発を行っています。
ワクチンの普及で、コロナの感染者と死亡者はピーク時の2%以下に減り、入国制限を先月、大幅に緩和するなど現状、抑え込みに成功しています。
ワクチンを開発した研究者は1日、「現行のワクチンも引き続き有効だ」としたうえで、オミクロン株に対応できるようワクチンを改良していることを明らかにしました。
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