中国「スポーツの政治化に反対」 WTA決定に反発[2021/12/02 21:59]

 中国外務省はWTA(女子テニス協会)が中国での大会開催を中止すると発表したことに対し、「スポーツの政治問題化に反対する」と反発しました。

 WTAはトーナメントに参加する選手らへのリスクを強く懸念するとして、香港を含む中国での大会について「すべて直ちに中止する」と発表しました。

 この決定に対し、中国外務省は2日の会見で「中国は一貫してスポーツを政治問題化するやり方に断固反対している」と強調しました。

 ただ、「中国は選手の安全に懸念を示すWTA側と、協議したのか」との質問には直接、答えることはありませんでした。

 また、中国国内ではWTAが大会中止を発表したニュースは報じられていません。

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