南ア 11月には7割がオミクロン株 拡大が急速[2021/12/02 23:50]

 南アフリカでは11月、遺伝子情報を解析した新型コロナウイルスのサンプルのうち7割以上をオミクロン株が占めていたことが明らかになりました。

 南アフリカの国立感染症研究所が1日に公表した資料によりますと、11月に遺伝子情報を解析した249件のサンプルのうち、183件がオミクロン株で割合は74%に上ります。

 11月8日にはすでに最大都市ヨハネスブルクなどがあるハウテン州で検出されていました。

 10月の時点ではデルタ株が92%を占めていたことからオミクロン株の急速な広がりがうかがえます。

 また、南アフリカの専門家はオミクロン株の特徴として過去に感染した人の再感染が多く見られると指摘しています。

 一方で再感染した人やワクチン接種済みの人は感染しても症状が軽い傾向だと分析しています。

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