アフガン、ミャンマー新国連大使審査も…決定先送り[2021/12/03 01:15]

 アフガニスタンの政権を掌握したイスラム主義勢力「タリバン」と軍がクーデターを起こしたミャンマーが国連大使の変更を求めていた問題で、国連の委員会は協議の結果、判断を先送りしました。

 スウェーデン国連大使:「委員会はこれらの2つの状況について国連大使の決定を延期することを決めました」

 国連の信任状委員会は1日、ニューヨークの国連本部で193の加盟国すべての国連大使の資格を審査する非公開の会合を開きました。

 アフガニスタンとミャンマーについては、それぞれ2人の国連大使が正当性を主張する異例の事態となっていて、委員会では新たな国連大使を承認するか議論しましたが、決定を棚上げしました。

 国連総会に判断を委ねる形となり、今月中に改めて正式な国連大使を決める予定です。

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