東京五輪招致で汚職疑惑も 元IOC委員が死去[2021/12/04 10:13]

 東京オリンピックの招致を巡る汚職疑惑で捜査を受けたIOC=国際オリンピック委員会の元委員、ラミン・ディアク氏が亡くなりました。

 ロイター通信によりますと、IOCの元委員で、国際陸連=現在の世界陸連の前会長、ラミン・ディアク氏が3日にセネガルの自宅で亡くなりました。88歳でした。

 ディアク氏は去年9月、パリの裁判所でロシア人選手のドーピングを巡る収賄などの罪で有罪判決を受けましたが、その後、母国セネガルに戻っていました。

 ディアク氏とその息子は、この夏に開かれた東京オリンピックの招致を巡る買収疑惑でもフランス当局の捜査対象になっていました。

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