中国 米主催「民主主義サミット」開幕前に批判文書[2021/12/06 13:30]

 アメリカが主催する「民主主義サミット」が9日から開幕するのを前に、中国政府はアメリカの民主主義を批判する文書を発表しました。

 中国外務省が5日に発表したのは「アメリカの民主主義について」と題した文書です。

 文書では「アメリカの民主主義は『金持ちのためのゲーム』だ」と批判し、金権政治がアメリカ社会の「がん」になっていると主張しました。

 また、「民主主義を守ってきた」とするメディアが利益の追求に走り、より極端な主張を取り上げポピュリズムを生み出したと指摘しました。

 中国政府は、4日には「中国の民主主義」という白書を発表して自国の政治制度の正統性をアピールするなど、「民主主義サミット」の開幕を前に独自の主張を繰り返しています。

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