中国恒大集団 事実上のデフォルトか[2021/12/07 22:00]

 経営危機にある中国の不動産大手「恒大集団」を巡り、複数の債権者が期限を迎えた利払いを受けていないと報道されました。事実上のデフォルト(債務不履行)に陥った可能性があります。

 ロイター通信は関係者の話として、複数の債権者が7日に猶予期限を迎えた利払いを受けられなかったと報じました。

 巨額の負債を抱える恒大集団は経営危機が報じられて以降、期限ギリギリでの利払いを繰り返していましたが、今回初めてデフォルトに陥った可能性があります。

 恒大集団は3日、債務の返済を巡って「責任を履行できない可能性がある」との公告を出していて、本社のある広東省当局は、経営の正常化に向けた作業チームを派遣すると発表していました。

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