韓国世論調査 政府のコロナ対応支持が急落[2021/12/10 13:19]

 韓国の世論調査で文在寅(ムン・ジェイン)政権の新型コロナ対応や在宅治療を基本とした政府方針に否定的な人が多いことが分かりました。

 調査会社「韓国ギャラップ」が10日に発表した調査結果によりますと、文大統領の支持率は38%で先週と変わらずレームダック化が鮮明になっています。

 一方、「ウィズコロナ政策」への急転換の結果、過去最悪の感染状況となったことを受け、政府の新型コロナ対応を支持すると答えた人は先月から13ポイント急落し44%でした。

 また、病床の枯渇を理由に「在宅治療を基本にする」とした政府の方針転換についても、支持しないと答えた人は62%で、入院先や搬送先が見つからず亡くなる人が増えている現状を反映した結果となりました。

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