国際

2021年12月10日 16:51

米、ウクライナ大統領と電話会談 主権支持を再確認

2021年12月10日 16:51

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 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が懸念されているなか、アメリカのバイデン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談しました。

 アメリカ政府によりますと、バイデン大統領は9日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談でロシアによる軍事行動に深い懸念を表明し、ウクライナの主権への支持を改めて確認しました。

 また、ロシアによる軍事侵攻があった場合には、「強力な経済的措置」に踏み切ることも説明したうえで、「緊張緩和に向けた最善の方法は外交」との認識で一致したということです。

 一方、アメリカ国防総省は9日、ウクライナの国境付近に集結しているとされるロシア軍について「かなりの規模の部隊がまだ配置されていて、過去48時間で大きな変化はない」と述べ、緊迫が続いているとの認識を示しました。

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