中国「住宅は住むもの」 来年も不動産規制継続へ[2021/12/11 23:48]

 中国の習近平指導部は来年の経済運営の方針を決める重要会議を開催し、「住宅は住むためのもの」だとして不動産規制を続ける姿勢を示しました。

 2022年の経済政策の基本方針を決定する「中央経済工作会議」は、北京で10日まで開催されました。

 高騰を続ける住宅価格を巡っては「住宅は住むためのもので投機の対象ではない」として抑制策を続ける方針を強調しました。

 恒大集団の問題などを抱える不動産業界には、難しい状況が続く可能性があります。

 また、格差是正を目指す「共同富裕」について「実現するという目標を正しく認識すべき」としました。

 大手IT企業や芸能界などへの厳しい対応は来年以降も変わらないものとみられます。

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