駐日仏大使 安全保障面で日本との協力強化する方針[2021/12/14 09:47]

 フランスの駐日大使が会見を行い、日本は「特別なパートナー」だとして、安全保障における協力を進める考えを明らかにしました。

 フランス、フィリップ・セトン駐日大使:「(インド太平洋地域に)フランスは7つの海外県・領土を持ち、およそ160万人が暮らしています」

 フランスのフィリップ・セトン駐日大使は13日、日本記者クラブでの会見で影響力を増す中国などを念頭に、日本をインド太平洋地域の「特別なパートナー」と位置付け、安全保障面での協力を強化する方針を示しました。

 自衛隊とフランス軍の共同訓練などを行いやすくする「円滑化協定」を結びたいとしています。

 一方、今年9月にアメリカ、イギリス、オーストラリアによって創設された新たな安全保障の枠組み「AUKUS」については、英語圏以外の国も多数あり、排他的であってはならないと不満をにじませました。

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