米 ブリンケン国務長官 東南アジア訪問を中断[2021/12/16 03:11]

 東南アジアを訪問していたアメリカのブリンケン国務長官は、15日から予定していたタイ訪問を取りやめたと明らかにしました。

 アメリカ国務省は15日、ブリンケン国務長官がタイのドーン外相と電話で会談し、15日から予定していたバンコク訪問を取りやめ、遺憾の意を表明したと発表しました。

 同行していた記者が検査で新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、感染拡大のリスクを減らすための判断だと述べています。

 ロイター通信によりますと、ブリンケン国務長官自身は15日の検査で陰性だったということです。

 ブリンケン国務長官の東南アジア訪問は、海洋進出を進める中国に対抗するためにこの地域へのアメリカの関与を強めることが狙いで、バイデン政権の発足後、初めてでした。

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