米大統領 駐豪大使にキャロライン・ケネディ氏指名[2021/12/16 12:41]

 アメリカのバイデン大統領は対中国戦略で重視する次の駐オーストラリア大使に駐日大使を務めたキャロライン・ケネディ氏を指名しました。

 バイデン大統領は15日、次期駐オーストラリア大使にケネディ元大統領の長女、キャロライン・ケネディ氏を指名しました。

 ケネディ氏はバイデン大統領が副大統領だった2013年から2017年のオバマ政権で駐日大使を務めました。

 また、戦後70年の2016年には当時のオバマ大統領による現職大統領として初の広島訪問を主導するなど、日本とアメリカに太いパイプを持つことで知られています。

 バイデン政権は、インド太平洋地域の核として位置付けるオーストラリアの大使にケネディ氏を抜擢(ばってき)することで、対中国を念頭にオーストラリアとの関係強化を目指す考えです。

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