岸田総理の五輪不参加に中国「政治化は憲章違反」[2021/12/16 19:31]

 岸田総理大臣が北京オリンピックについて「参加は予定していない」と述べたことに対し、中国外務省は「スポーツの政治問題化はオリンピック憲章に違反する」と牽制(けんせい)しました。

 岸田総理は16日の参院予算委員会の質疑で来年2月の北京オリンピックの外交的ボイコットについて問われ、「私自身の参加は予定していない」と述べました。

 日本政府としては「適切な時期に諸般の事情を勘案し、国益の立場から自ら判断する」と改めて説明しました。

 これについて、中国外務省は16日の会見で「北京オリンピックは世界の選手とウィンタースポーツを愛する方々の集まりだ」と述べました。

 さらに「スポーツを政治問題化する、あらゆるたくらみもオリンピック憲章の精神に違反する」と指摘しました。

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