中国本土で初確認か オミクロン株の市中感染[2021/12/17 13:11]
新型コロナウイルスのオミクロン株を巡って、中国本土で初めての市中感染とみられる例が確認されました。
広東省広州市の衛生当局は16日、市内に住む70歳の女性の感染が確認されたと発表しました。
この女性が住むアパートには、カナダから帰国して2週間の隔離を終えた後、15日目の検査でオミクロン株への感染が確認された男性が住んでいました。
女性もオミクロン株に感染していれば、中国本土で初めての市中感染となります。
地元当局は、男性の感染が確認された時点でマンションの住民らを集中隔離施設に移送し、周辺でも大規模な検査を行ったことを挙げ「さらに感染が広がる可能性は低い」との見解を示しています。