がんのイルカを高度治療 数人がかりでCTスキャンも[2021/12/18 19:28]

 アメリカの水族館で多くの医療スタッフが集まり、がんを患ったイルカの治療が行われました。

 多くの医療スタッフに囲まれながら検査のためCT(コンピューター断層撮影)スキャナーに入っていくのはイルカのラッキー、47歳です。

 約227キロの重さのラッキーを数人がかりで支えながら、大きな綿棒で口の奥にある「がん」を凍らせています。

 ラッキーは口の奥にできた扁平上皮がんの治療のため、フロリダ州の施設から高度な治療ができるシカゴ郊外の水族館に今年9月に運ばれました。

 治療した獣医師はラッキーについて「今後、何年も水しぶきを上げ続けるだろう」と話し、今回の治療に期待を寄せました。

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