米実業家イーロン・マスク氏 1.2兆円の納税を表明[2021/12/21 11:45]

 世界有数の富豪でアメリカの電気自動車メーカー「テスラ社」のCEO、イーロン・マスク氏が1兆2000億円相当の「納税をする」とツイッターで表明しました。

 マスク氏は19日、「私は今年110億ドルを納税するつもりだ」とツイッターに投稿しました。

 これは、日本円でおよそ1兆2000億円相当もの税金を納めることになります。

 アメリカの複数のメディアは、個人の納税額としては史上最高の額だと報じています。

 民主党のウォーレン上院議員がマスク氏の写真を掲載し、アメリカの納税を金持ち優遇だと批判していましたが、マスク氏は先月、「株の含み益を税回避に使っていると騒がれているので、私の持つテスラ株を10%売ろうと思っている」とツイートで明かしていました。

 マスク氏は、テスラ社の株を数週間でおよそ140億ドル分、売却したとされています。

こちらも読まれています