感染拡大の米 クリスマス休暇控えるなか…飛行機利用者が去年の倍近くに[2021/12/21 16:05]

 オミクロン株が急速に広がるアメリカで、クリスマス休暇を前に飛行機を利用した人の数が3日連続で200万人を超えました。

 アメリカの空港保安所のデータによりますと、16日から18日にかけて空港の保安ゲートを通った人の数が3日連続で200万人を超えました。

 去年の同時期は100万人前後で、利用者は倍近くに増えました。

 クリスマス休暇での帰省や旅行者が増えたことが背景にあるとみられますが、オミクロン株の急速な感染拡大もあり、懸念も広がっています。

 ファウチ首席医療顧問:「このウイルスは異例だ。2日から3日で感染が倍増している。今、米国の一部地域では解析されたうちの50%がオミクロン株であり、そのうち主流になるだろう」

 バイデン政権で新型コロナ対策にあたるファウチ首席医療顧問は、クリスマス休暇で移動する際には「ワクチンの追加接種と空港などではマスクを着けるべきだ」としています。

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