韓国の政府高官 息子の“コネ就活”疑惑で辞職[2021/12/21 17:55]

 韓国大統領府の首席秘書官の息子が父親の地位を利用して就職活動をしていた疑惑が発覚し、高官は辞職しました。

 辞職した金晋局(キム・ジングク)氏は警察や検察に影響力を持ち、世論の動向把握も担当する民情首席秘書官でした。

 地元メディアによりますと、金氏の息子は複数の企業に出した志願書に「父は民情首席だ」「父に話し御社の夢を叶える」などと記載していました。

 20日に一部メディアで報道され、就職難の若者からは「親の地位を利用した」などと厳しい非難が上がっています。

 来年3月に大統領選挙を控えるなか、「公平性」を巡る疑惑は政権にとって大きな痛手で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領のレームダック化も加速しそうです。

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