ファウチ博士「医療従事者は感染でも隔離短縮検討」[2021/12/22 12:32]

 アメリカの新型コロナ対策のトップが、オミクロン株の拡大を受けて「医療従事者が感染しても無症状なら隔離の短縮を検討する」と発言しました。

 ファウチ首席医療顧問:「まだ検討段階で決まってはいないが、(医療従事者の)誰かが感染してもし無症状であれば、N95マスクと適切なPPE(個人用防護具)を着けて、7日から10日という隔離期間よりも早く職場復帰できるかもしれない」

 ファウチ首席医療顧問は21日、CNNテレビでオミクロン株の拡大で病床が逼迫(ひっぱく)した場合に、医療従事者が感染しても無症状であれば、隔離期間を短縮して職場に戻る案をすでに検討していることを明かしました。

 そのうえで、オミクロン株の感染拡大について「軽症者を含めた感染者数より、入院者の数がどれくらいになっているかに注目すべき」とも指摘しました。

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