コロナ飲み薬が米で初承認 重症化リスクある12歳超[2021/12/23 10:38]

 アメリカのFDA=食品医薬品局は、新型コロナの飲み薬の緊急使用を初めて承認しました。

 FDAは22日、ファイザーが開発した新型コロナの経口薬「パクスロビド」の緊急使用許可を承認しました。

 新型コロナの飲み薬として初めての承認となり、自宅での療養が可能で、これまでの点滴に比べて投与が簡単になる利点があります。

 対象は12歳以上で、重症化リスクがある人で、一日2回、5日間で合計30錠を投与します。

 FDAは「パクスロビド」を予防として飲むことは認めておらず、「ワクチンの代わりになるものではない」としてワクチン接種も推奨しています。

 新型コロナの飲み薬についてはアメリカのメルクも緊急使用許可を申請しています。

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