オミクロン拡大でパイロット、CA確保できず…米フライト欠航相次ぐ 世界の過半数相当[2021/12/27 12:30]

 アメリカでは、年明けまでに2000万人以上が飛行機を利用するとみられていますが、オミクロン株の感染拡大で運航に必要な人員を確保できず、欠航が相次いでいます。

 空港利用客:「(Q.フライトがキャンセルになりましたか?)はい」「(Q.それでどうなりましたか?)予約を取り直しました。焦りました」

 航空会社の運航状況をモニターするデータサイトによりますと、26日、アメリカ発の飛行機がおよそ1200便欠航しました。

 世界で欠航した2000便以上の過半数にあたります。

 アメリカの一日あたりの新型コロナ新規感染者は17万6000人を超えていて、このうちオミクロン株が7割以上を占めているとみられています。

 パイロットや客室乗務員にも感染が広がり、運航に必要な人員が不足していて、クリスマスシーズンにもかかわらず欠航が相次いでいます。

こちらも読まれています