「佐渡島の金山」世界遺産への推薦巡り 中国政府も批判[2021/12/30 20:06]

 「佐渡島の金山」がユネスコの世界文化遺産登録を目指す国内の推薦候補に選ばれたことについて、中国政府は「怒りや反発を招くことになる」と批判しました。

 「佐渡島の金山」の推薦を巡り、中国外務省は30日の会見で「日本は隣国の苦難の記憶を無視して登録を進めようとしている」と批判しました。

 さらに、「当然、怒りや反対を招くことになる」と指摘したうえで、日本側に対し「責任ある態度で実際の行動で歴史問題を適切に処理すべきだ」と主張しました。

 「佐渡島の金山」の推薦を巡っては、韓国政府が28日に「強制労働の被害の現場だ」と反発し、撤回を求めています。

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