米独外相が会談 ロシアに警告“ウクライナ侵攻なら大きな代償を負う”[2022/01/06 12:22]

 アメリカのブリンケン国務長官はドイツの外相と会談し、仮にロシアがウクライナに侵攻した場合には「非常に大きな代償を負うことになる」と改めて警告しました。

 ブリンケン国務長官は、ドイツのベアボック外相との会談後の共同会見で、「ドイツと米国はともにロシアのウクライナに対する行動は、欧州の平和と安定に対する緊急の課題だと捉えている」と述べました。

 そのうえで、仮にロシアがウクライナに侵攻した場合には、「非常に大きな代償を負うことになる」と改めて警告しました。

 ロシアへの対抗措置の1つとして検討されている、ドイツとロシアを結ぶ天然ガスのパイプライン「ノルドストリーム2」についても稼働停止も辞さない考えを示しました。

 その一方で、両国は「外交的な解決を望む」との立場を共有し、来週から始まる米ロ間の高官協議などを通じて、「ロシアの意思を見極める」としています。

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