“巨額負債”抱える中国「恒大集団」 社債償還と利払いを半年延期[2022/01/14 11:45]
経営危機に陥っている中国不動産大手「恒大集団」は、人民元建て社債を繰り上げて償還する期日とその利払いを半年、延期すると発表しました。
巨額負債を抱える恒大集団は、今月7日から13日までオンラインで債権者集会を開催しました。
そのなかで、おととし1月8日に発行した45億元、日本円でおよそ800億円の人民元建て社債について繰り上げ償還期日とその利払いを半年、延期する議案が可決されたということです。
当面の資金繰りを改善させる狙いだとみられています。
恒大集団は10日、「経費の削減」として広東省深センの本社から退去したことを発表するなど厳しい経営が続いています。