スロベニアが台湾と代表処の設置を協議 「非常に驚き」中国が反発[2022/01/19 23:29]

 スロベニアが台湾と「代表処」の設置に向けて協議していると明らかにしたことについて、中国政府は「非常に驚き、強く反対する」と反発しました。

 スロベニアのヤンシャ首相は17日、メディアの取材で台湾を「民主主義国家」と呼び、コロナ対策を評価したうえで中国が台湾のWHO(世界保健機関)加盟に反対していることは「残念だ」と述べました。

 さらに「台湾と代表処の設置について協議している」として「大使館には相当しない」と説明しました。

 これに対し、中国外務省は19日の会見で「スロベニアの首相は台湾独立を支持する危険な発言をした」との認識を示し、「非常に驚き強く反対する」と反発しました。

 さらに「台湾は中国の一部で必ず統一する」と強調しました。

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