北朝鮮が核実験を示唆…中国外務省が米国に注文「誠意を示し 北朝鮮の懸念に応じよ」[2022/01/20 22:05]

 北朝鮮がアメリカとの関係を見直し核実験などの再開を示唆したとみられることについて、中国外務省は「北朝鮮の安全上の懸念に応じるべきだ」とアメリカに求めました。

 北朝鮮メディアは19日に開かれた会議で「アメリカの敵視政策と軍事的脅威が黙認できないラインに達した」として、関係を見直しすべての活動の再開を検討するとの結論に至ったと報じました。

 核実験やICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験の再開を示唆したとみられています。

 この動きについて、中国外務省は20日の会見で「一方的に制裁を科し、圧力を掛けることは朝鮮半島問題の解決に寄与しない」と主張しました。

 そのうえで、アメリカに対して「誠意を示して実際の措置を講じ、北朝鮮の安全上の懸念に応じるよう望んでいる」と注文を付けました。

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