国連の安全保障理事会は、相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイルの発射を受け緊急会合を開きました。アメリカや日本などが非難声明を出しましたが、安保理として一致した見解は示していません。
20日、安保理会合を前にアメリカや日本など8カ国は、2週間で4度にわたり弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対して共同声明を出し、「国際平和と安全に対する脅威だ」と強く非難しました。
アメリカは北朝鮮への制裁の強化を提案していますが、中国とロシアは逆に制裁の緩和を主張していて、安保理として一致した対応には至っていません。
日本の石兼大使は、「非難や呼び掛けを無視する行動に対し、必要な制裁を強化することが重要だ」と強調しました。
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