フランス「ワクチンパス」運用開始 事実上の“接種義務化”[2022/01/25 07:44]

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くフランスではワクチン接種を事実上義務付ける「ワクチンパス」の運用が始まりました。

 厳しい感染状況が続くフランスでは24日からカフェやレストラン、美術館などで16歳以上を対象にワクチン接種証明の提示が義務化されました。

 これまでは陰性証明でも有効でしたが原則、ワクチン接種が完了していないと利用ができなくなりました。

 賛成の女性:「義務化にしないと何も進みません。ここまで来たらこれが唯一の方法だと思います」

 反対の女性:「(義務化に)賛成ではないです。でもワクチンも打っていて、QRコードも持っています。どちらかと言うと自由でいられるためです」

 偽の証明書を持っていた人には日本円でおよそ580万円の罰金と禁錮3年が科されますが30日以内にワクチンを接種すれば罰則は免除されます。

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