亜種「ステルス・オミクロン」全米で92件確認[2022/01/26 16:00]
オミクロン株の感染拡大が続くアメリカで、オミクロン株の亜種が90件余り確認されました。
アメリカメディアによりますと、従来型のオミクロン株「BA.1」が変異した「BA.2」が25日までに22の州で合わせて92件確認されたということです。
アメリカ全土で23日、およそ22万人の感染が確認されましたが、「ステルス・オミクロン」とも呼ばれるこの亜種が確認された割合は非常に低い状況です。
同じく、感染力が強いとみられていますが、より状況を悪化させるというデータはまだなく、重症化を防ぐにはワクチンが有効だと分析されています。
保健当局は、「他の国で感染の増加がみられるがアメリカでは、感染の水準は低いままだ」として、今後の動向を注視するとしています。