中国「挑発には備えている」 北京五輪中に米軍が周辺で演習か[2022/01/27 20:35]

 北京オリンピックの期間中にアメリカ軍が中国周辺で軍事演習を実施するという見方が中国で出ていることに対し、中国国防省は「外部の挑発には十分に備えている」と応じました。

 CNNによりますと、弾道ミサイルを搭載するアメリカ海軍の原子力潜水艦「ネバダ」が今月15日にグアムの基地に入港しました。

 1980年代以降で弾道ミサイルを搭載する原子力潜水艦のグアムへの寄港が発表されるのは、これが2度目だということです。

 中国国防省は27日の会見で、このアメリカ軍の動きについて「外部からの挑発や突発の事件に対し、十分な準備ができている」と述べました。

 会見でメディアが「北京オリンピックの期間中にアメリカ軍が軍事演習を行う可能性があるのでは」と指摘したことに対する反応で、アメリカへの牽制(けんせい)とみられます。

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