ウクライナ危機に備え…米とEU、天然ガス供給協力を発表 ロシアへの依存大きく[2022/01/29 03:54]

 ロシアがウクライナに侵攻した場合に備え、アメリカとEU(ヨーロッパ連合)が天然ガスの安定供給で協力する方針を表明しました。

 アメリカのバイデン大統領とEU欧州委員会のフォンデアライエン委員長は28日、エネルギー安全保障に関する共同声明を発表しました。

 ロシアのウクライナ侵攻などで起こり得る天然ガスの供給混乱を回避するため、世界の多様な供給源からEUに安定的に供給できるよう共同で取り組んでいると表明しています。

 EUは天然ガスの輸入量の4割をロシアに依存しています。

 ロシアがウクライナに侵攻した場合、科された経済制裁に対抗してEUへの供給を減らす恐れがあると指摘されていました。

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