「分断を生む」ワクチン未接種負担金を撤回 カナダ[2022/02/02 12:20]
ワクチンを接種しない人に負担金の徴収を検討していたカナダの州政府が「分断を生む」として、方針を撤回しました。
ケベック州のルゴー首相は1日、1月に表明したワクチンを接種しない人に負担金を課す計画を撤回すると発表しました。
ワクチンを打っていない人は、医療などに負担をかけているとして、年間100カナダドル=日本円で9000円以上を課す予定でしたが、住民の反発を抑えることができず、計画は実行できないと判断しました。
今後は、別の方法でワクチン接種を進める考えです。