複数の女性からセクハラの告発を受けるなどして辞任したニューヨーク州のクオモ前知事のセクハラ疑惑について、立件が見送られました。
ニューヨーク州の検察は、先月31日クオモ前知事のセクハラ疑惑について、証拠が十分でないとして起訴を見送ることを明らかにしました。
去年8月、ニューヨーク州のジェームズ司法長官が11人の女性に対するクオモ氏のセクハラ行為を認定した報告書を発表していました。
クオモ氏は、新型コロナで医療崩壊の危機のなか、連日記者会見を開いて高い支持を得ていましたが、混乱の責任を取って州知事を辞任していました。
今回の起訴見送りで、州内で検察が捜査していたクオモ氏のセクハラ疑惑は、すべて立件されないことになりました。
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