米 オミクロン減少傾向も死者数はデルタより高水準[2022/02/03 10:47]

 アメリカでは、オミクロン株の感染が収束に向かっていますが、死者数については去年、デルタ株が拡大していた時期よりも高い水準が続いています。

 アメリカ全土で確認された新規感染者数は、先月31日時点の7日間平均でおよそ44万人となり、80万人余りだった先月15日をピークに半数近く減少しています。

 死者数については、31日までの7日間平均で一日あたり2287人に上り、デルタ株が拡大した去年秋に比べて高い水準となっています。

 理由についてアメリカメディアは、ワクチンの接種が他の先進国に比べて進んでいないことを挙げていて、特に追加接種を受けていない65歳以上の割合がイギリスで9%なのに対し、アメリカでは43%に上るということです。

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