国連事務総長が習主席と会談 人権高等弁務官のウイグル視察で「信頼できる訪問を」[2022/02/06 13:53]

 国連のグテーレス事務総長は中国の習近平国家主席と会談し、国連人権高等弁務官による新疆ウイグル自治区訪問が「信頼できるもの」になるよう期待を示しました。

 北京オリンピックに合わせて訪中しているグテーレス事務総長は5日に習主席と会談しました。

 国連の発表によりますと、グテーレス事務総長はバチェレ人権高等弁務官による新疆ウイグル自治区への視察が調整されていることに触れ、中国政府が「信頼できる訪問」を認めることに期待を示したということです。

 中国政府は「訪問を政治問題化することに反対する」としていて、グテーレス事務総長は活動が制限されないよう注文を付けた形です。

 中国側の発表には新疆ウイグル自治区に関するやり取りは記載されていません。

こちらも読まれています