ウクライナ情勢めぐり仏ロ首脳がモスクワで会談[2022/02/08 01:36]

 フランスのマクロン大統領はモスクワを訪問し、ロシアのプーチン大統領とウクライナ問題を巡り直接会談しました。

 ロシア大統領府によりますと、会談は日本時間の8日午前0時半ごろに始まりました。

 終了後には両首脳がそろっての記者会見も予定されています。

 ウクライナ情勢が緊迫して以降、西側の主要国首脳がロシアを訪れ、プーチン大統領と対面で会談するのは初めてです。

 マクロン大統領としてはアメリカとロシアの交渉が暗礁に乗り上げるなか、打開策を探りたい考えですが、NATO=北大西洋条約機構の不拡大を求め続けるプーチン大統領との溝は大きいままです。

 ロシア大統領府のペスコフ報道官は「重要な会談だ」としつつも、「状況は複雑すぎて一度の会談で決定的な変化は期待できない」という見通しを示しています。

 マクロン大統領は8日にはウクライナを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談する予定です。

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