ウイグル族の聖火点火めぐる批判に中国が反発[2022/02/08 00:23]

 北京オリンピック開幕式でウイグル族の選手が聖火を点火したことに政治的な思惑があると批判が出ていることに対し、中国外務省は「政治的に煽り立てるな」と反発しました。

 4日に行われた北京オリンピックの開会式では、クロスカントリーに出場した新疆ウイグル自治区出身のジニゲル・イラムジャンさんが最終ランナーとして聖火を点火しました。

 「民族融和」をアピールし、欧米などからの人権侵害の批判をかわす思惑があるとの批判が上がっています。

 この批判に対し、中国外務省は7日の会見で「オリンピックを利用して悪意を持って政治的に煽り立てても支持されない」と反発しました。

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