“佐渡金山”世界遺産への登録推薦に北朝鮮が反発「耐え難い冒涜」[2022/02/09 12:19]

 「佐渡島の金山」の世界文化遺産への登録推薦を巡り、北朝鮮外務省が「耐え難い冒涜(ぼうとく)」と反発しました。

 北朝鮮外務省はホームページに、「日本特有の傲慢(ごうまん)さと狡猾さ」と題した論評を掲載し、佐渡島の金山の推薦を「過酷な労働に倒れた朝鮮人民に対する耐え難い冒涜だ」と批判しました。

 金山を巡っては韓国政府も太平洋戦争中に1200人余りの朝鮮人が強制労働させられたと主張し、推薦に強く反対しています。

 北朝鮮は今回の論評で「日本の名誉は過去の侵略や犯罪を誠実に反省し謝罪することにある」と述べたうえで、「佐渡島の金山は絶対に世界文化遺産になり得ない」と強調しました。

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