米調査ワクチン接種義務で分断 未接種者に「怒り」[2022/02/11 06:50]

 アメリカ・ニューヨークで新型コロナワクチンの接種義務に関する調査が行われ、未接種者に対して「怒りを感じる」と答えた人が過半数に上ることが分かりました。

 ニューヨーク市立大学が9日に公表した経済活動とワクチン接種義務に関する調査によりますと、外食やジムなどの屋内活動や学校への登校、飛行機での旅行についてワクチン接種が必須だと答えた人がそれぞれ、およそ7割に上りました。

 市内ではワクチンを1回以上接種した人は85%近くに達していますが、接種を拒否する意見も根強く頭打ちとなっています。

 こうした状況を受けて、ワクチンの未接種者に対し「怒りを感じている」と答えた人が54%に上り、中でも都心部では65%となるなどコロナ禍が3年目を迎えるにあたり未接種者に対する厳しい見方も広がっています。

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