中国 市民の相談窓口をメディアに公開 “寄り添う姿勢”アピールか[2022/02/13 10:21]
オリンピックが行われている北京で、市民の相談窓口の様子が海外メディアに公開されました。
12日に公開されたのは、政府が中国全土で運営する「12345」という市民向け相談窓口のコールセンターです。
行政手続きに関する質問はもちろん、ご近所トラブルや日常生活の悩みについても相談でき、英語や日本語の問い合わせにも対応しています。
コールセンターの担当者:「私の仕事にはとても意義がある。家族も誇りに思っている」
北京のコールセンターでは、一日あたり5万件以上の電話があり、現在は新型コロナウイルスの感染対策に関する内容がおよそ7割を占めているということです。
今回あえて海外メディアに公開したのは、中国の「強権的」な政治体制に欧米などから批判が高まるなか、市民に寄り添う姿勢をアピールする狙いもありそうです。