香港から中国本土に違法入境相次ぐ 情報提供に報奨金850万円[2022/02/17 20:15]

 香港から中国本土に違法に入境した人から感染が拡がっているとして、隣接する広東省では情報提供に最大850万円の報奨金を支払う制度が始まりました。

 香港では2月に入って感染が急拡大し、16日は過去最多の4285人、17日はそれを上回る6116人の感染が確認されています。

 隣接する中国本土側の広東省に入境する場合は2週間の隔離措置が義務付けられていますが、この措置を逃れるために入境施設を通らずに入ったとみられる人たちから感染の確認が相次いでいます。

 これを受け、広東省の恵州市は違法な入境や密貿易に関する情報に最高で日本円で約850万円の報奨金を支払うと発表しました。

 このほか、珠海市や東莞市など多くの自治体が100万円を超える報奨金を発表しています。

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