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カミラ・ワリエワ選手のドーピング問題を巡り、コーチが過去に「選手の疲労を回復させるために何らかの薬が必要だ」などと述べていたとロシアメディアが伝えました。
ロシアの大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは10日、ワリエワ選手のコーチ、エテリ・トゥトベリーゼ氏が2019年に行われたインタビューで、メルドニウムに代わる新薬を探していると語っていたと報じました。
メルドニウムはWADA(世界反ドーピング機構)が2016年に禁止した薬物です。
トゥトベリーゼ氏は当時、「メルドニウムが使えなくなる日は分かっていた」としたうえで、「アスリートの疲労回復に役立つビタミンのようなものが必要だった。私たちは何か他の薬を探さなければならなかった」と述べています。
今回、ワリエワ選手から検出されたトリメタジジンは、メルドニウムと非常に似た効果があるとされています。
メルドニウムはロシアでは一般的な薬とされ、持久力向上のためにかつて多くのアスリートが使用していたということです。
ただ報道から1週間経った今でもこの報道はロシアでもあまり話題になっていないため、SNS上では「なぜこの発言は忘れられているのか」などと指摘されています。
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